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× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 面談報告、前記事の続き (100本目の記事です) 以前の当会声明で指摘したように、広報あげお8月号p4の「見直し案市長説明文」に瑕疵があり(こちらのWeb説明も同じ)、その原因説明と訂正を求めます。 6/14の議会における市長答弁では見直し理由として「1.財政負担になる」、「2.上平用地の地権者への配慮」、そして第三に「本館は市の中心部にあるのが自然」と述べましたが、説明文には三番が消えています。正確な答弁は下記です(省略すれば上のように短文化)。 『理由の3点目ですが、他市の図書館を視察しましたが、図書館本館はまちの中心部にあるのが自然であると考えたからでございます。』 説明文を誰が書き、承認したのか、との問いに幹部の皆さんは寝耳に水のようでした。曖昧な返答に終始し「市長が書いた」と答える人まで出ました。市長の寄稿ならば別な問題になりますが、普通は部下が書く仕事だと思います。発行元の広報広聴課が書いた場合でも誰が承認したのでしょうか。 第三理由の欠落について面談後にメンバーから2つの鋭い指摘を頂きました。 ① 意図的に削除したのか。 ② 意図的ではない場合は市長の考え方が庁内に徹底していない証拠。改めて市役所内に市長の考え方を徹底させよ(当然、市民にも再報告すべき)。 今回、幹部が気付いていないことから、部下も読んでいないことが分かりました(上記②に相当)。市長自身も読んでいない節があります(本人が欠落を黙認するとは考えにくく、気づけば周囲に伝わります)。 「意図的な削除」という見方は、理由3は前任者(島村氏と担当者)を根本的に否定しているからです。また答弁では「ランニングコストを今まで示さなかったのは説明責任が不十分」とも述べました。一見すると賛成派への謝罪ですが、市政のミスを認めた意味は「前任者の怠慢」を指摘したも同じです。先輩達を批判しない行政慣習からは珍しい身内批判ですから、6/14の畠山答弁は画期的でした。 とかく「総合的」判断というだけでホンネを隠す例が多いなかで、理由を三つも述べたことは評価します。しかし、ズル賢く立ち回れば三番目の理由は余計です。「反対派は本館が移転しなけりゃ鉾を収める。馬鹿正直に彼らに迎合し、前市長に仕えて苦労した仲間に失礼なことを書くな」というものです。 ですから、市民説明文からの削除は後退になります。 意図的ではない場合について。要約作業では、市長発言議事録が「まず第一点として…。理由の二点目ですが…」と箇条書き風なので、三つ目を見落とすことはあり得ません。「紙面の制約で総文字数を減らした」は理由にならず、短縮化やレイアウトで対応できます。つまり「文章作成能力」に問題ありとなります。 実は市民目線では三番目がもっとも腑に落ちる「当たり前」な理由です。それを省略したことは、幹部や職員達の「文章読解能力」に問題があります。 まとめると、どの視点からも「市長の考えが徹底されていない」という事態になります。まさか、上尾市政を牛耳っている人がいるのでしょうか。 PR 上尾市側から6人もご出席頂き、ありがとうございました。 中島英二郎市長政策室室長、小林教育総務部長、関図書館長、島田副館長、秋山秘書政策課長 本館を守る会側 5人(ゲストとして女性1名を招待) 8/24 9:20~:50 主目的は前記事参照のこと。以下報告です。 (1) 見直し案の市民向け公開説明会の開催とパブリックコメント実施の要請。 二年前の島村案の市民説明会は、市側が自主開催したのではなく、市民側から強く求めて渋々開催しています。今回も似ています。 本来は、市長発表後に「改めて市民に直接説明する機会を設ける予定がある」と明言すればよいのですが、残念ながら後手に回りました。この辺りは市政の体質転換が遅いと感じます。 もう一つ言うと(島村計画を)推進していたはずの団体が、猛烈に開催を求めるべきですが、相変らず有名無実である証明となりました。 説明会では畠山市長が直に語ることを求めました。畠山市長は就任以来、市民団体との交際に80%以上の出席率を誇るフットワークの軽さが持ち味、きっと出席するでしょう。 「本館を移転しない」決断には一般市民の多数が賛成し、市長への評価は高いです。見直し案の矛盾を突くなどという狭い視野ではなく、ある議員は「進むも地獄、戻るも地獄」と評したのですから、苦渋の決断の心境を聞いてみたいです。 (2) 広報の見直し案解説に瑕疵がある件 これについては長くなるので次記事へ。 (3) メンバーからの意見 M ①庁内には今まで島村案に賛成してきた幹部や職員がいたはず、見直し案にどう反応し、反対しなかったのかを市長に会った時に聞きたい。という事を市長に伝えて欲しい。 ②庁内にて本件の総括議論をしているはず、市長はそれを聞いていますか? その内容は何? を市長に聞きたい。 S意見 上平に用地を買ったから有効活用すると言うのはおかしい。上平新分館の前に上尾市の図書館全体計画を立ててから進めるべき。 F意見 市長公約であるところの「市民との対話、市民の声を聞く」を反映させるためにも説明会を開いて欲しい。 S意見 一言、今回の図書館の建設では最も重視すべきは計画の立案や運営に住民参加が絶対必要です。 M2意見 Sさんに関連して、10/1に白岡の生涯学習センターというのが稼働する。当局の皆さんも見学に行くはず。しかし建物やコンテンツは立派に決まっている。それを見て感心するのではなく、あそこの価値は決定プロセスでの市民参加という「目に見えない所」だから、それを探って欲しい。 つづく
既に下記を提出しており、打ち合わせ面談の機会頂いております。
8/24金、9:20--9:50 なお提出済みの下記文書の一部(2-③)を訂正します。 一名の出席枠が残っていますから、参加したい人はメールください。 5名で確定しました。 ●出席者には発言機会がありますから、質問や意見を事前にまとめておいてください。 畠山稔 上尾市長殿 中島英二郎 政策室室長殿 上尾市図書館本館を守る会 日頃は市政運営にご苦労様です。ご多用の所とは存じますが、下記の件につきまして、一度ご面談の機会を頂き意見交換(30分ほど)を頂ければと存じます。よろしくご検討ください。 件名 上平複合施設事業の見直し決定に関する市民説明会開催のお願い 1.要旨 上記計画は2013年夏に上平用地が候補地化して以来、足かけ6年に渡ります。島村市政下では、基本構想についてパブリックコメントを実施して122件の意見を集め、2016/4/24(日)には建設計画の説明会を3回開いております(下記)。従いまして、計画見直しという大転換ですから、その内容や理由を詳しく市民に説明しないと辻褄が合いません。また参加できない市民の方のためにも、パブリックコメントの実施を求めます。
①平日夕方か土日など。一回のみか複数回か。時間は1.5~2時間。 ②場所 コミセンか文化センター希望(本館は避けたい)。 ③ご出席 図書館部門だけでなく市長政策室の出席を望みます。本件は市長決断によるものですから。畠山市長直々の出席を求めます。 ④運営 双方向コミュニケーションが取れるよう質疑応答に十分な時間を望みます。 3.その他
A4 pdf文書はこちらからダウンロード
畠山市長の「新図書館複合施設」見直し案への本会の見解と要求2018/8/4 上尾市図書館本館を守る会 Ver.1.1 (1) 市長判断の要旨 『工事再開でも、中止でもなく、現在の計画を”見直し”』と判断した。理由は、①年間維持費が今より1.6億円増、建設再開すると事業費が1億円増となるなどの財政負担をあげた(幾らなら許容か不明)。②本館は市の中心部にあることが自然と考える※。よって現本館は当面今のままとし、③上平の土地は『地権者の理解と協力をいただいて取得したもの。活用せず、放置しておくという選択肢はない』と語り、分館機能を含む新複合施設を建てると宣言し、その原案(何を入れるか)については市民の意見を聞くつもりはないと答弁した。 ※市民向け広報では理由②を削除していることに注意せよ(こちら)。 (2) 当会の見解と要求 議会答弁や市民報告で必ず枕のように語る「再開でも、中止でもなく」とは、元県庁調整幹の松澤副市長の労作かもしれないが、「賛成反対を超えた妙案」とも「曖昧な着地」ともとれる。そして本館(築38年)は当面今のままと語るだけで、上平には新施設(地元新分館を含む)を建てると約束し、それ以上は「公共施設マネジメント」を踏まえてと抽象的である。 そもそも島村氏は本館用に土地を買っており、上平地域の図書館機能を補うためではない(h26/1/22)。畠山氏は理由②で「本館用には不自然」と明言したのだから、原案を廃棄するのが道理である。例えば土地の返品(買戻し)や中期塩漬け化(真に優れた用途が見つかるまで)などであるが、そこまで踏み込む政治姿勢はない。 畠山氏は県議時代には本件には関わっていなかったから、市長選ではどちらにも顔向けできる「見直しや検証」に留め、深くは語れなかった。しかし就任後の再検討プロセスを経て、本館を移転すれば”不人気施設化”することが分かったはずだ(理由②)。つまり「工事再開=畠山事業」となり貧乏くじを引かされることになる。 従って、反対派には「本館を移転せず」、賛成派には「何か造る」で調整した。その新施設が地域専用では不公平感が強まるから、他施設の”統廃合”という形を取ることで公益性を装うことも怠りない。これにより再選にもプラスとなる。 結局、利したのは畠山稔氏である。次に地域施設に拘る島村氏やハコモノ依存の人々である。母屋はそのままで新居を作る計画を「英断」と評するのはお人好し過ぎる。それは「知の発信拠点」と息巻いていた新政クラブと公明党が見直し案に無抵抗で理解を示し、新施設へ直ぐに要求をした姿を見れば分るではないか。 島村案ではPコメント(122件)や市民説明会(約150人)まで開いた過去がある。その見直し案だから今回も市民のためにPC募集と説明会を開く義務があり、本会は要求する。これは畠山市長の「市民の声を聞く」に適うものであると確信する。 その後は新複合施設の中身が問われる。現本館老朽化や各分館の抱える問題に手を打たずに上平新分館ありきでは、市長選の「公平な政治、公平な行政」が口先だけになる。次に、どこまで大型化(2000~4000㎡級)するかに注目し、島村案を否定した①の維持費(財政)との整合性が問われよう。参考:最大は大石分館480㎡ 前任者の「私情に基づく政策」から畠山市長は「証拠に基づいた政策立案」へ進化できるだろうか。市民には②(正論)を伝えず、動機が③(地権者ファースト)では心もとないが、今後は現本館の改善要求を本会の活動テーマの一つとする。 今まで活動を支えてくださった上尾市民の皆様に深くお礼申し上げます。 以上 1. 投稿の募集6月議会における畠山市長の図書館問題見直しという結論についてまたは、その結論に至る過程を書いた政策会議資料を読んで市民の方の感想や意見を募集し、公開いたします。2 例会のご案内 |
6月12日 | 火曜日 | 午前9時30分 | 委員会 | ・ 文教経済(第1委員会室) |
それが分かっていたせいか、市民も聞きに行きません。
いよいよ14木、朝9時半、小林議員への回答へ。
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ネット中継
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上平に新図書館は作らないと決断した。
理由
1.財政負担が大きい・・・選挙公約に沿う
2.上平の土地にはいずれ何かをと濁す・・・建設推進派への配慮
3.他市を見学して図書館本館は市の中心が良い・・・常識的な結論
新政クラブとは事前に調整済みだった。
取り敢えず現本館は今のままです。
上平の土地については、本来は多様な意見を聞いて時間をかけて決めていきたい、とするのが合理的ですが二回目の答弁で、新分館という言葉をほのめかしました。これ自体が既成事実化します。
あの地域では、北上尾駅前分館とかPAPA内の分室の方がよほど利用者増につながり喜ぶ人が増えます。本気で上平新分館を言及するならば、定量的な論拠をだすべきでしょう。それが政策と言うものです。
土地を売ってくれた地権者への謝意を述べていましたが、カネという対価を払っています。しかも時価より高く、なおかつ市街化調整区域という流動性の低い土地です。
これは島村逮捕市長の私物化のツケに他なりません。
返品しますと言ったら、応じますか・・・
なかなか答えてもらえないようです・・・
四つのハガキ
1回目 2957
2回目 1606 累計4563
3回目 2885 累計7448人分
早期建設を目指す「上尾が誇れる図書館を創る会」からは一回のみ約3300人です。建設に熱心ですから、第二・三次提出があるのでしょうか?
賛成派の中には「図書館は文化のバロメーター」と言う人がいます。あまりにステレオタイプな喩えですが、それに倣うと署名の数は住民運動の熱意のバロメーターと言えます。
なお、署名数を語る時は二年前の建設推進署名にアノ議長の筆跡が数百混入、という「動機に相応しい幼稚さ」を忘れてはなりません。
大切なのは署名数の競争ではありません。建設計画は議会の賛成を得ていますが、賛成議員の誰一人として図書館のあるべき姿を自らの言葉で語れる人は居ません(行政側企画文書のパクリで言う人はたくさんいます)。
そして畠山市長も、自らの言葉で上尾市の図書館はどうあるべきかという理念的な言葉を語ることはありませんでした。強いて言えば選挙の時に「財政の見直し」と絡めて、パークゴルフ場、図書館を一たん凍結して検証してみる、という程度です。
まさかとは思いますが、本をあまり読まない人たちが建設に執着している様に見えてなりません。