■コメントは記事末尾の < COMMENT > へ。
『 拍手内のコメント欄 』は機能的に意味がないので書かないでください。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 受講者の理解度4.2のハイスコア 12/1 教材資料へのリンクを末尾に追記 11/21水、午後一時半から市民活動センター会議室において、出前講座を開きました。参加者は15名、講師は上尾市行政経営部、財政課の堀部様です。 出前講座は、依頼側市民が場所や費用を負担するものです。財政課からは30スライドのPowerPointファイルをいただき、当会がを教材として印刷し、参加者には印刷代100円を負担願いました。 講義内容は一時間。5つのテーマと要旨です 1. 平成30年度予算規模・・・年々増えているという10年間グラフ 2. 歳入の状況・・・市税が48% を占めるが300億円で横這い(過去最高はH19年)、法人市民税が減少している。地方交付税の解説、並びに臨時財政対策債という国の肩代わりの話しは生々しいものがありました。借金である地方債残高を減らしている説明では、ハコモノに使った借金を順調に減らし、6年間で107億減らしました(地方債の現在残高は822億円)。一人当り36万円は県内では少ないほうとのこと。 3. 歳出の状況・・・目的別よりも性質別視点から見る事を教えてくれました。その説明が4です。 4. 平成28年度決算の状況・・・傾向として義務費(毎年決まって払わねばならない、容易に減らせない費用)の増加を指摘されました。その内訳の10年間変化を示し、①人件費は28億減、②扶助費(社会保障)は96億増、③公債費(借金返済)はほぼ横ばい。②の上昇が財務指標である経常収支比率の上昇につながっているようです。 5. 財政構造・・・第二の夕張市を出すなの目的で設けられた健全化判断比率では上尾市の現状は問題ありません(そもそもこの基準に接近するようでは話しになりません)。基金積立金(貯金)の残高推移もありました。 広報あげおでも、年に数回、財政情報を伝えますが、それは単年度の解説です。今回の資料が優れているのは10年間時系列のグラフや値を示していることです。健康診断と同じく、1年間の値のみでは意味がありません、変化を見ることが大切なので、貴重な資料です。(本ファイルは、著作元の上尾市財政課の許可が得られればネット公開を予定します) 質問は10点ほどです(1時間の講義にしては多い)。参加者の予備知識や理解度・価値観はさまざまですから、難しい点もありますが、嫌な顔一つせず熱意と誠意あるご説明をいただき、30分予定が45分となりました。 アンケートは理解度を五段階で問い、平均点4.2は高スコアーとなりました。これはほぼ満足度評価とみなせます。当会としても実施した甲斐がありました。 なお質疑形式は「質問して回答」の一往復のため、もう少し深く問いたい点もあり、アンケートに書かれた他質問と合わせて後日改めてお尋ねする予定です。それについてもご快諾をいただきました。 ●参加者の声…アンケート記入欄より PR |
カテゴリー
最新記事
(12/23)
(11/24)
(10/28)
(07/08)
(05/31)
(03/30)
(02/02)
アーカイブ
プロフィール
HN:
カンリニン
性別:
非公開
ブログ内検索
|