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ガラスブロック問題の真相


4/11追記 4月の補正予算に本件の応急対策工事費860万円を提案。市はリスクを言った手前、やらないと新政クラブから責められるため、4/16臨時会で可決されるはず。外観も内装も見てくれが悪くなります。本館利用者には何のメリットもありません。ボロ椅子をいつになったら買い替えるつもりでしょうか。

落下防止のために庇(ひさし)や受け止め網とか、室内側にも格子を付けるかもしれません。そして、何年後かの本格改修時には、これらは撤去され、またムダ金となります。市民の安全という美しい理由ですが、一貫しているのは上尾の行政能力の迷走と低下であり、そのしわ寄せは市民が受けます

●施工は 市内の株式会社本舘工業

島村市長時代のH26年(2014)に公共施設の耐震診断等をしたことがあり、当時、関係者から調査報告を聞いた人からの情報提供です

2014/11の調査結果では、本館は「耐震性の問題はない」。これは何度も伝えられていることですが、その注釈的に「ガラスブロックの転倒を防ぐ対策が必要」とあった。いつまでにやれと言う指定は無く、大規模改修計画の時にやれば良いという理解だった。
 
と言います。結局、島村計画(上平へ本館機能を移転)が完成したら、その後に現本館の改修をするつもりで、ガラスブロック対策もそこに含む「つもり」だったようです。そのときの建物は「複合施設」となり図書館機能は分館として子供室の200㎡レベルです。


島村計画は畠山市長の決定で消えましたが、今回急に「W計画」つまり本館改修計画とPAPA利用計画が出てきたのです。本館改修の内容とは、外壁補修、エレベーター交換、トイレのバリアフリー、エアコンや電源等設備類の更新、ガラスブロック撤去などです。


ガラスブロック問題は本館改修の中心でない ことは、こちらの記事にあるように「過去10年間の議事録に出てこない」だけでなく、2014/12~今日まで何もしていません。月末に急に写真のコーンを置きました。にも拘わらず、W計画の実現を急ぐあまり「安心安全」という言葉で過大に取り上げたように見えます。


 三月議会末に新政クラブと公明党の反対でW計画は廃案です。良かったと考えていますPAPA一時移転後に本館機能が戻る保証は不透明だからです。


今後はこの建物を使い倒すくらいのつもりで、40年前の図書館コンセプトから、次の40年を見据えた図書館像を練るべきです。ハード面だけでなく機能レイアウト面まで含めた本館改修計画が望まれます。工期を短くして休館迷惑を避ける方法を模索しながら。数年先かもしれませんから、それまでに100万円位かけて、座り心地の良い椅子に買い替えてもらいたい。蔵書よりも椅子。


上尾市はこの6年くらい図書館問題で混乱を極めました。多額のカネ(不要な土地や損害賠償や無駄な設計料や調査費その他人件費)と時間を浪費してきました。つまり現本館はただ年をとって老朽化したにすぎず、何のメリットもありません。

関係者は大いに恥じるべきです。

唯一の成果は、市民に主権者意識が少し芽生えたことです。

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