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上尾市図書館利用者の方から、市長へのはがきで問題提起がありました。
現在は、原則、月曜日が休館日です。これを見直したらどうかという意見ですが、休館日を何日にすべき、ということは触れていません。 参考として、近隣市の現状を報告しています。毎月の定例休館日のことです ・さいたま市中央館・・・ 第一、第三月曜日 ・川口市 ・・・ 第三金曜日 ・鴻巣市 ・・・ 第四木曜日 ・桶川市 ・・・ 無し 桶川市は指定管理制度によるものとしたら、民間利用が良いという市民がいても不思議は有りません。昔から、上尾市は毎週一日ということで、サービス改革の意思が弱いです。 ただし、コロナ禍で利用者数とくに来館人数が激減しており、これが定着すると、費用対効果としてはメリットを受ける人は少ないので賛否が別れます。 それよりも、多数が享受できる書籍購入費に回せと言う意見も根強いです。 ●市回答は次の通りです。 令和3年10月14日 上尾市図書館長 このたびは、たいへん貴重なご意見をお寄せいただき、ありがとうございま した。お問い合わせの件について、次のとおりお答えします。 上尾市図書館本館の休館日を見直すことにつきましては、市の図書館網全体 の体館日とのバランスや、本市の他の市民サービスヘの影響など様々な要素を 考慮する必要があると考えております。 公立図書館の中央図書館の体館日の設定に違いがあることは認識しておりま すが、これは各図書館の運営形態や地方公共団体の財政その他の状況が影響し ているものであり、公立図書館全体で見れば、本市図書館の休館日の設定は、 標準的な範囲であると思われます。※ したがいまして、本市図書館本館の休年日につきましては、これまでどおり とさせていただきますが、図書館サービネ全般の向上につきましては、引き続 き職員―同努めてまいります。 以上回答とさせていただきますが、今後も引き続き市政に対しまして、ご理 解とご協力をお願い申し上げます。 PR コロナ禍の2020年度、上尾市図書館利用図書館本館のサイトに 2020年度の図書館要覧 があります。20頁あたりから利用統計を見られます。 |
利用人数 | 貸出合計 | |
2019年3月 | 35,396 | 110,239 |
2020年3月 | 5,942 | 15,376 |
前年同月比 | 17% | 14% |
三月度の利用人数は▲83%減少、つまり五分の一以下です。
貸出数は▲86%減少です。
この歴史的な事態を伝えなくてどうしますか! 表の中に無機質な数字として埋もれているだけなのは、彼らに問題意識が足りないことの現れです。そして、コロナのコの字も無いのです。文字列検索すると分かりますよ。図書館が閉館に追い込まれた歴史的出来事すら何も書いていないのです。
ようするに、彼らは客が来なくても勤務出来たことだけで十分なのでしょう。上尾市には例の上平図書館建設以来、口先だけで図書館を語る議員や市民がいますが、足元を見直す方がもっと大事なのです。
まぁキリが無いのでこのくらいで・・・(^-^?)
6/30火曜日から 図書館の本格的な再開です。
最初は、三月に予約した本の受け渡し、その後は1時間以内の閲覧可能な貸出と、サービスを復元してきましたが、利用者はとても少なく閑散としています。ようやく6/30からフルサービスになります。
と言っても、本館と分館、一人当たり二時間以内の利用です。
上尾市図書館のホームページはこちら
イスに座ることもできますが、イスは間引きされ、席数は半分以下になるのではと思います。
フル稼働とは言えませんが、ほぼ3か月ぶりです。時間と席数を制限した状態は相当長引くかもしれません。
例えば、行政窓口ではビニールカーテンを配置していますが、そのようなコロナ対策は国が解除しない限り、自治体独自で解除するとは思えません。
可哀想なのは、受験生です。
図書館の集会室(30数席)が半分以下になり、しかも二時間では利用する気になれないでしょう。
良い学習空間をどう提供すべきか、行政はもっと本気で考えるべきです。
本日、13時から14時まで、図書館の島田館長、山内副館長らと面談をしました。
内容は、下記を根拠とした図書館サービスの部分再開のお願いです。
5/3 国の指針: 特定警戒都道府県も含め、感染防止策の徹底を前提として、図書館・博物館・美術館・公園の再開を可能とする。
1 予約引き当て本の解消
3/5の閉鎖時点で溜まっている予約引き当て本が5000冊以上、2000人位あるそうです。これを解消(=貸出)する必要がある。一気に来られると困るが、始めたら一週間くらいはかかるだろう。
2 Web予約等開始による貸出
書棚を閲覧して本を借りるという行為はできない。あくまでも、Web予約からの貸出に限定するが、ネットができない人へは館内OPACを使う。
上記の1と2は、全館なのか主要館(例、本館、駅前館、大石分館など)に限定するかは未定。
3 閲覧型の貸出へ拡張
この段階でも館内で座って本を読む、新聞を読むはできません。滞在時間制限を設けることもありますが、椅子が無いので長居する人はいないでしょう。子供図書室は座れるので別な扱いになるかもしれません。
4 フルサービスの再開
初期の混雑解消には、図書カードの末尾番号などで奇数・偶数日を設けるとか、貸出点数を3~5冊に限定、これを機会にIT対応を市民に勧めるなどしたらと進言しました。
5 既に図書館は2か月間休館です。去年はガラスブロックの耐震対策で二週間近く休みました。それでも、九月と二月の書庫整理休業をしています。図書館の標準的な年間稼働は302日です。今年度は九月の書庫整理休業を止める可能性があると言っていました(当然です)。書庫整理が図書館部門の仕事ではありません。
図書館サービスとは、貸出してなんぼです。
以上ですが、いつからか始まるかは不明。理由は以下の通りです。
埼玉県庁は国の指針について触れておらず、自粛の継続のまま。ただし図書館の運営は自治体の権限です。さいたま市は かまちょ図書館の記事にあるように、「前向きに検討」と嫌らしい表現ですが、ここまで公開したら始めると思います。
そもそも、市役所では各種書類の受け渡しや相談業務を対面でしていますから、本の受け渡しが感染拡大で禁止になる理由はありません。
ようは、図書館部門の意志で進めることはなく首長次第なのです。
つまり上尾市で図書館サービスの再開が進まないとしたら、そこが目詰まりの原因です。
上尾市の新規感染者の情報はこちら
文科省は、子供の読書を支えるため休館中も本の貸出を続けるなど、柔軟な対応を促す文書を各自治体に出した。
大人に対しても、実は無接触型の貸出サービスを工夫すれば可能である。
館内で座ることは禁止。
ネット予約のみ貸出可能など。
冷静な対応が、長く正しいコロナ対策につながるはず。
埼玉新聞の記事 こちら 久喜市立図書館など開館サービスの事例
Aさんから投稿
3/3火曜日、本館にて次の趣旨の掲示をみた。
新型コロナウィルス感染拡大予防のため
3/4水~3/15日まで12日間、図書館業務の一部業務を停止する。
ただし 予約の貸出と返却は除く。