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日頃は市民に寄り添いとか子供たちの未来のためとか言いつつ、こんな回答しか書けない上尾の図書館行政のお気楽ぶり。
民間なら数時間でやれる仕事です。

前記事の続き

前記事で指摘したように、集会室は34席が20席へ40%減、閲覧席は16席が8席へ50%減となりました。そこまでは仕方ないのですが、本館にはまだ余裕スペースがあるのですから、もっと知恵と熱意を出して机を増設したらどうですか、という提案をしているわけです。
 
本件関係で畠山稔市長へのハガキを書いた市民からの情報提供を開示します。
 
要望に対する市長の回答は、まさに木で鼻をくくったものです。しかもこれを書くのに30日もかかるお役所仕事の典型です。

1通目の市長へのハガキと回答・・・通路への座席増設の件 
参考図 

2通目の市長へのハガキと回答・・・外テラスへのベンチ増設の件

 二通目は何年も前から要求していることですが、この程度の設備投資すらケチるのです。上尾市政の無駄遣い、非効率な仕事ぶりなど、書いたらキリが有りませんよ。
 
どちらの回答にも、『今後の感染状況を踏まえながら検討』と、曖昧な「検討」という言葉で締めくくります。
感染状況とは具体的に何かと問いたいのですが、それはさておいて。
一般的に「検討」とは、「別に断っていませんよ」という態度を装いつつ、先送りすることで先方が忘れたり諦めてくれることを期待する行政用語みたいなもの。

こんな調子では、上尾の図書館関係者達は若い頃の学習体験が足りないのか、或るいは恵まれていたのでしょうか? と見なされますよ。
本当に、上尾市教育委員会の下部組織なのでしょうか疑問です。









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学びたい子供のニーズに応えるのは図書館職員の使命です。

コロナ感染症対策として、席数を減らす動きが官民問わず行われています。
現在の本館でもイスが間引きされて配置されています。

特に悲惨なのは机で学習する人向けです。
集会室は机を10に減らして 最大20人用です。
閲覧席も半分にして 8人用しかありません。
 下図参照(クリックで拡大)
そこで島田館長に提案しました。
二階集会室は二方向からの入り口がありますから、窓側通路に長机を三本置いても、十分なスペースがあります。その後ろを人が通ることも可能です。
これで6人分が増えます。


今は、市民が持ち帰っても良い古本置き場になっています。
限られたスペースの有効利用として、教育委員会の図書館としてはどちらを優先すべきでしょうか。

また、絵に描いた増席部分と同じ位置の一階にも空きスペースがあります。そこにも長机は置けます。

更に、屋外のベンチが二本ありますが、さらに二つ増設することを望みます。屋外型利用はコロナ対策の定石です。
 
市長へのハガキを出しているので、その回答が待たれます。

民間ならば、いかにコロナ対策の中で集客を増やすかを、生活をかけてやるのですが・・・市民の皆さんはどう思いますか。

 
 

コロナのコの字もない図書館行政の呑気さ

6月末から本格的に再開した図書館ですが、館内を訪れる利用者は予想以上に少ないです。

この三か月間で 「途切れてしまった習慣」 が戻るのは容易ではありません。多分、コロナ前を100%としても、今は20%にも満たないのではと思います。基調は少子高齢化なのですから、100%に戻ることは無いでしょう。

そもそも、来館者の主要客は高齢者層であるため、コロナ感染に慎重な行動をとることも足が遠のく理由になります。外出控えが長引いて、むしろ体調を崩した高齢者もいるかもしれません。
その分、ネット貸出が増えていると良いのですが、その辺りのデータは一年後となります(データは取れていても行政には公開の必要性は無いためです)。
 
先日、風変わりなコメントが来ました(昔、他の名前できた人に似てましたが・・・)。こちら。主観的な内容で論拠がないために意味不明ですが、政策のありようを語るなら具体的であることが望まれます。だって議論にならないでしょう。

●集会室の使い方に図書館館長は注意不足だ

 図は開館直後のものですが、今でも平時は閑散としています。コロナ前は最大36人位でした(テーブルを二人利用)。今はテーブルを減らして10にしたので、最大20人利用です
 
 空いている時は、隣の椅子や机の上に私物を置きたくなるものですが、今は席数が少ないためにそのような行為は問題です。大人がそれをしていると、
 子供は「ねぇオッサン、そこどかしてくんない」と言えますかね。上尾の教育委員会が自分の意見を言える子供に育てているなら良いのですが・・・
 
 図書館部門は三密回避策しか念頭にないから、そんな具体的な障害を思いつかないわけです。 

黒板に大きく、隣に私物を置かないように、と注意書きすべきです。

テーブルの真ん中に線テープを貼るのも良いでしょう。

●図書館要覧と言う名のルーチンワーク作品

今月、2019年度の上尾市図書館要覧が出ました
(昔、HPにpdf公開するように求めたのは当管理人です。それも文書ではなく口頭です。つまり普通の民間並みに迅速対応する職員もいるのです。まぁ例外ですが…)
 
要覧はHPで案内しているだけです。リンク先の原文を見ても、かわりばえしません。
これは前年資料に上書きして当年分を作るだけであり、何の進歩もありません。大切な、一年間の活動を総括することなんか何も書いてありませんよ。

例えば、チョー重大なコロナ問題により今年の三月に図書館閉館になったでしょう。その影響が本要覧(2019/4~20/3)に三月分貸出統計として出ています。P30参照


利用人数 貸出合計 
2019年3月35,396110,239
2020年3月5,94215,376
 前年同月比17%14%

 三月度の利用人数は▲83%減少、つまり五分の一以下です。

 貸出数は▲86%減少です。

この歴史的な事態を伝えなくてどうしますか! 表の中に無機質な数字として埋もれているだけなのは、彼らに問題意識が足りないことの現れです。
そして、コロナのコの字も無いのです。文字列検索すると分かりますよ。図書館が閉館に追い込まれた歴史的出来事すら何も書いていないのです。
 
ようするに、彼らは客が来なくても勤務出来たことだけで十分なのでしょう。上尾市には例の上平図書館建設以来、口先だけで図書館を語る議員や市民がいますが、足元を見直す方がもっと大事なのです。
 
まぁキリが無いのでこのくらいで・・・(^-^?)


6/30火曜日から 図書館の本格的な再開です。

最初は、三月に予約した本の受け渡し、その後は1時間以内の閲覧可能な貸出と、サービスを復元してきましたが、利用者はとても少なく閑散としています。ようやく6/30からフルサービスになります。

と言っても、本館と分館、一人当たり二時間以内の利用です。
上尾市図書館のホームページはこちら

イスに座ることもできますが、イスは間引きされ、席数は半分以下になるのではと思います。

フル稼働とは言えませんが、ほぼ3か月ぶりです。時間と席数を制限した状態は相当長引くかもしれません。
例えば、行政窓口ではビニールカーテンを配置していますが、そのようなコロナ対策は国が解除しない限り、自治体独自で解除するとは思えません。

可哀想なのは、受験生です。
図書館の集会室(30数席)が半分以下になり、しかも二時間では利用する気になれないでしょう。

良い学習空間をどう提供すべきか、行政はもっと本気で考えるべきです。









本日、13時から14時まで、図書館の島田館長、山内副館長らと面談をしました。


内容は、下記を根拠とした図書館サービスの部分再開のお願いです。


5/3 国の指針: 特定警戒都道府県も含め、感染防止策の徹底を前提として、図書館・博物館・美術館・公園の再開を可能とする。


 正式決定ではありませんが、再開への準備をしているようです。貸出カウンターにビニール遮蔽板を設けていました。次のような段階的再開をイメージしていることが伝わりました。 

1 予約引き当て本の解消

3/5の閉鎖時点で溜まっている予約引き当て本が5000冊以上、2000人位あるそうです。これを解消(=貸出)する必要がある。一気に来られると困るが、始めたら一週間くらいはかかるだろう。

2 Web予約等開始による貸出

 書棚を閲覧して本を借りるという行為はできない。あくまでも、Web予約からの貸出に限定するが、ネットができない人へは館内OPACを使う。

上記の12は、全館なのか主要館(例、本館、駅前館、大石分館など)に限定するかは未定。

3 閲覧型の貸出へ拡張

 この段階でも館内で座って本を読む、新聞を読むはできません。滞在時間制限を設けることもありますが、椅子が無いので長居する人はいないでしょう。子供図書室は座れるので別な扱いになるかもしれません。

4 フルサービスの再開

  もちろん、これらは「新しい生活様式」つまり、2m空けるとかマスク着用などのルール化で運営されます。マスク無しで来る人の扱いが悩みの種ですが、市民同士の軋轢を避けるためには義務化が望まれます。 


初期の混雑解消には、図書カードの末尾番号などで奇数・偶数日を設けるとか、貸出点数を35冊に限定、これを機会にIT対応を市民に勧めるなどしたらと進言しました。 


5 既に図書館は2か月間休館です。去年はガラスブロックの耐震対策で二週間近く休みました。それでも、九月と二月の書庫整理休業をしています。図書館の標準的な年間稼働は302です。今年度は九月の書庫整理休業を止める可能性があると言っていました(当然です)。書庫整理が図書館部門の仕事ではありません。

図書館サービスとは、貸出してなんぼです。

以上ですが、いつからか始まるかは不明。理由は以下の通りです。

 埼玉県庁は国の指針について触れておらず、自粛の継続のまま。ただし図書館の運営は自治体の権限です。さいたま市は かまちょ図書館の記事にあるように、「前向きに検討」と嫌らしい表現ですが、ここまで公開したら始めると思います。


 そもそも、市役所では各種書類の受け渡しや相談業務を対面でしていますから、本の受け渡しが感染拡大で禁止になる理由はありません。


ようは、図書館部門の意志で進めることはなく首長次第なのです。
つまり上尾市で図書館サービスの再開が進まないとしたら、そこが目詰まりの原因です。

 
上尾市の新規感染者の情報はこちら
 
 
 



文科省は、子供の読書を支えるため休館中も本の貸出を続けるなど、柔軟な対応を促す文書を各自治体に出した。

大人に対しても、実は無接触型の貸出サービスを工夫すれば可能である。
 館内で座ることは禁止。
 ネット予約のみ貸出可能など。
 
冷静な対応が、長く正しいコロナ対策につながるはず。
 
埼玉新聞の記事 こちら 久喜市立図書館など開館サービスの事例

 

 Aさんから投稿

3/3火曜日、本館にて次の趣旨の掲示をみた。

新型コロナウィルス感染拡大予防のため

3/4水~3/15日まで12日間、図書館業務の一部業務を停止する。

ただし 予約の貸出と返却は除く。

桶川市と鴻巣市、熊谷市の教育委員会に問い合わせた結果は、両市とも図書館での貸し出しは通常通り行う。但し、館内での読書はできないとの回答を得た。

感想 両市は上尾市よりも市民の利便性を考えた扱いであることは自明である。

 以上

管理人より

 数日前から、集会室(受験勉強で最盛期は35人で満席)は使用禁止です。
 本件とは別に、上尾市の図書館は専用学習室がないのが欠点です。丸広あたりに区画を借りて、青少年の学習スペースを提供する必要があります。
 一般に、学習遅れの子供に対して税を投入する学習支援策はあります。ただしその成果は不明です。
 それとは別に、何も言われなくても主体的に勉強する生徒らにも公共スペース(50席位)を供給すべきです。大きなコストではありません。むしろ公平でしかも効果のある政策投資です。
 本館の集会室は大人と小学生、駅近の学習室は中学生以上という棲み分けが良いでしょう。
 23万人としとしては今の学習施設は貧弱です。無料の学習空間は文教政策として目立ちます。



10/5土、公共施設マネジメントの概要

という上尾市の出前講座を致します。

老朽化施設の統廃合は今の上尾市の優先的な重要課題です。ただし議会と市政が混乱しており、紆余曲折なで状態です。

実は、島村市長の上平新図書館建設も、途中からは公共施設統廃合の大きな計画を前提としたものです(それが良いか否かは別として)。

●上平用地に次の複合施設計画が動き出しています。専門家の会議は1回目で、計画自体の組み方を軌道修正になったようです。中身は不透明。

●今年は「4施設を統合した、新たな子ども・子育て支援施設を整備」が動き出しました。

総事業費18億2千万円 2023年開園予定。 西上尾第一保育所、西上尾第二保育所、発達支援相談センター、つくし学園

新設場所 大谷北部第四土地区画整理地内101街区 敷地5000㎡

そして、市議会選挙も控えており、本テーマに対する姿勢が重要ですがそれをきちんと語れる議員はいません。
まずは市民目線で、事実の把握から始めましょう。

1 日時 10月5日 土曜日、午後二時から三時半まで。

 講演は45分、その後45分の質疑応答。休憩後に懇親会(15分、参加自由)

2 場所 市民活動支援センター会議室・・・駅前図書館三階

3 定員 30人

4 無料 資料はレジメの他に、カラー概要版(がもらえる可能性ありますが、今の所未確定です)

5 申し込み  メールを希望します。ageoshi@gmail.com
       電話 773-4208 (9時~17時) 本館を守る会代表 宮入

 氏名、住所、連絡先、受講理由などをお伝えください。

出前講座は、講師を市が派遣します、それ以外は主催側で用意すべきとなっています。今回は行政経営部の施設課が講師です。

事例図 本年予算書11頁



以上
 

 














7月には十日間ほど、ガラスブロック壁の倒壊防止の工事のために閉館しました。この工事の政治的な意味は 既に書いたので 省きますが、完成写真を紹介します。

予想通り、庇の見てくれは悪いです。ただし、室内側につけた網は白い鉄格子のため、デザイン的にはあまり気になりません (三枚目の写真)。
工事予算は
860万円ですが、本館改修時には撤去される内容です。本なら5000冊買えます。

●驚いたことに開館後には、イスが増設されました。

1Fには丸テーブルとイスのセット。背の低い仕様ですが大人も子供も利用できます。小学生の友達同士での勉強によさそうです。


2Fの奥にはソファーセット(8席分)が置かれました。

これらは橘分館の改装で不要となったお下がり品と聞きます。ここ数年の上尾市の図書館行政はひどいものでしたが、このように少しは利用者に向き合うようになれば良いです。

さて、上のソファー、動線分析からもう少し良い配置を提案します。

病院待合室もそうですが、対面は避けるべきです。足が交わるデッドス ペースが気になります。右側の「家事」の書棚面に二席を向けると喜ばれます。

●本当に勉強に向く学習室とは

面積当たりの利用人数が多いのは集会室が学習室として使われている時です。三人掛けの事務用机が17本ありますが、勉強には机の面積が必要ですから、自然と両端に座り、真ん中をあけて二人掛けになります。最大で34人仕様です。

この部屋を時々観察すると、寝ている人は少ないです。しかし、立派な他市の図書館の学習室では寝ている生徒が目につきます。

理由は簡単で、パーティションで区切られた個室的な机は、睡眠やスマホ利用など怠けやすいと思います。
この部屋は専用室ではないために専用机が置けないのですが、それがかえって他人の視線を浴びやすいので緊張感があります。
 
そもそも自宅に部屋があっても図書館で勉強したい人は、緊張感のある所を望んで行くのだろうと思います。居心地が良いとついつい怠けるのは人情です。

新図書館を作ると、行政は立派な学習室を作ったり、電源コンセントやWi-fiを導入しますが、生徒たちの偏差値が上ったという調査報告はあるのでしょうか・・・。

上尾の学習室はこれでいいのだ。
と私的に思うのです・・・ヽ(^o^)丿 是非、生徒たちにアンケートの時、今の状態と独立型机を単純に問うてはいけません。
人目が気になり眠れない効果(緊張感)の有無を指摘してから問うべきです。

ただし、社会人の私は後者です ( ゚Д゚)


本館の机と座席の数…蔵書ではない現代の指標!


1F
 机付き 4+4+2+4=14席、新聞ソファー14+イス2L字ソファー13=43

子供室は省略(いくらでも入りますから)

2F 閲覧席 4x4=16席、PC4+2、相談席1、窓面イス23+ソファー9、新設ソファー8、階段側16L字ソファー14 =93

集会室17×3(学習室としては34) ・・・合計で170人分(子供室除く)

まあ、隣と接触して座るのは親子や友人・恋人関係にかぎられます・・。

 

 
 

寄稿。
 
読書感想記「生きるための図書館」 竹内さとる著、 岩波新書


アマゾンはこちら

 本書は60年以上にわたって図書館に携わってきた著者の発言であり図書館とは一体何かについて書かれている。
 詳しいことは本書に譲るが非常に分かりやすくしかも密度の濃い本質が書かれている。最も感銘を受けた箇所を引用する。
インドの図書館学者ラシガナタン博士が図書館の五法則を発表した中での第一法則
--- 本は利用するためのものである ---
 そのためには図書館を人の集まりやすい所に建て、その開館日と開館時間とを増やし、館内の配置と設備・備品を利用者にとって使いやすいように考え、質問や相談に十分応じる事などが必要である。
 さて上尾市の図書館問題はここ数年、市の最大の争点の一つであったが、まだ核心の本館については頓挫している。
 上記の大原則を知らない市当局および一部議員の怠慢の一語に尽きると思うが、市民及び利用者の方々はどう感じているか。 
 
 
 

 
 

尾花あきひと議員の市政レポート第18号を読んで

そして
『不明瞭な
PAPA借り上げストップ』にお礼を込めて。

 今回は上尾市議会の新政クラブに所属する尾花議員を招いての例会です。
日曜日のため、あいにく出席者が少なかったのは残念です。ただし、欠席メンバーには質問を募集しておいたので、それも交えて行いました。
 

 日頃は、図書館問題の中でアンチ新政クラブとなった方もいるのですが、『今回のレポートはよく書けている。上尾の保守系議員のなかでちゃんと書ける人はいないね』という声もあって、ご出席を依頼したわけです。

 順序が逆になりましたが、最大の理由は現本館を一時と称してPAPAに移転させる計画に反対し、計画を中止させてくれたことへの謝意です。

ところが、逆に尾花さんからは本館を巡る市民団体の存在感の大きさに対する評価を頂けたのには驚きました。

今回の市計画は悪質な手口で、従来の上平新図書館計画に反対や疑問視してきた共産党や政策フォーラムらは市案に乗せられましたが、新政クラブと公明党は異議を唱えたという構図です。
 計画立案者が読み違えたのは、異議の背景にまったく別次元の問題が絡んだ点です。一般の市民や他の市民団体も前市政の悪質さから解放されたスキを突かれたと言ってよいでしょう。

 さて、三月議会は複雑な内容でしたから、尾花さんは「文字ばかりになった」とレポートの中にも書いています。大局が分からないと理解しにくい点もありますが、読みごたえがあります。

最新の議会報告18号はこちら

その内容についてさらに深く意見を交流できました。見解の相違があっても、意見を交わすことが大切です。

ところで市議会議員は自ら議会報告書をどの程度発行しているか尋ねました。尾花さんは定例会ごとに近隣中心に支援者が配布してくれていると答えました。上尾の保守系議員では珍しい方だと思います。他の議員は自分の地盤限定かそもそも選挙前に報告書を撒くだけかもしれません。

 蛇足ながら、pdfの尾花レポートは文字抽出禁止になっているのは残念です。市民向けなので柔軟にしてほしいものです。また一行文字数が多いために読みにくく、この辺りも段組みにされると読者層(シニア)には喜ばれます。
  
参加者の皆様にとっても尾花議員にとっても刺激的な時間となりました。

以上

6/1オープン 

戸崎公園パークゴルフ場問題の学習会。


  次記事はこちらへ

5/4土、午後一時半より三時まで、上尾市議会議員池田たつお氏を招いてパークゴルフ場問題の今までの経緯と問題点の講義をしてもらいました。
急な企画のため、6人のみでしたが貴重な情報を得ました。参考 池田達生議員のHPはこちら


 本件は地理的に市中心部から離れており、かつ(利用者20万人超の)図書館本館の上平移転問題の陰に隠れて市民の関心が向きませんでした。しかし、来月の6/1に18ホールでオープンします
 議会で終始一貫、取り組まれた池田議員から多くの資料をいただきました。誠にありがとうございました。ご厚意により幾つかを順次公開します。まずレジメ二枚を下にコピーしました(レイアウト乱れはご容赦)。

●場所  地図 こちらへ (聖学院グラウンド北側)
●pdf文書 1.
レジメA4二頁は こちら (約1Mb)。2.一般質問 文書 7頁(1.2Mb)。

経過の要約(レジメより)
1983年、戸崎地区の水田(6ha)を公共残土用のために埋め立て決定。89~93年で終了。当時、職員として関わった前島村市長は、公園化を望む地元の声を聞いていた。
2013/3 第6案(9ホールのパークゴルフ、広場、テニスコート、多目的広場等)でほぼ合意し委員会を解散。
2014/2 突然、第6案を廃棄。ほぼ全面36ホールのパークゴルフ場へ変更。
用地買収に二人の地主が反対。
2017/12 畠山氏 北側18ホールは市民の意見を聞いて判断と当選後態度を確定。
2019/6 南側18ホール開設。北部分は、地元とも協議の上、判断(市長)。





戸崎公園パークゴルフ場についての懇談・説明会レジメ 201954日(土)


作成  上尾市議会議員 池田達生


 


1、   戸崎公園パークゴルフ場化の簡単な経過。


     昭和58年(1983年)戸崎地区の水田(約6ヘクタール)を公共残土(市役所建設の際の土)、鴨川の浚渫土で埋め立て決定。平成元年(1989年)から5(1993)で埋め立て終了。当時、市の職員として埋め立てにかかわったのは、前島村市長で当時から将来公園にしてほしいとの地元の声を聞いていた(市長答弁より)。


     その際は、市が土地を買い上げると約束。それまでは、市の借用地。


     戸崎まちづくり協議会発足 平成8年(1996年)。都市計画課も参画。


     平成17年(2005年)第100回まちづくり協議会。


     同年323日「(仮称)戸崎東部公園の計画策定に伴う意見を聞く会」開催。公園緑地課主催。


「公園のイメージ、計画方針」発表。これが最終の会議になるとしていた。


工程 平成17年、18年で基本設計、19年に用地買収。公民館には、4色の公園完成予想図が長らく張り出されていた。(別図参照)


しかし、実施されず。用地買収も行われず。この間、上尾市では、大型開発事業が優先されていた。


つつじ苑、駅デッキ、子どもの城など


   注)戸崎公園=上尾市。聖学院大学の北側、鴨川沿いに約6ヘクタール。


2、  検討委員会の設置と問題点


(仮)戸崎東部公園基本計画検討委員会設置


準備会       平成24年(2012年)315日  前島村市長の呼びかけ


1回検討委員会  平成24528日 規約、構成(戸崎、戸崎団地、中新井、堤崎各区長4名、まちづくり協議会4名、農地整備組合4名、計12名。事務局としてみどり公園課


          公園の案について論議。


  第2回検討委員会  平成241011日  公園案を検討。


  第3回検討委員会  平成25年(2013年)38日  第6案(コピー図参照)でほぼ合意を得たとして、検討委員会は、解散。議事録には、「~第6案の計画図を基に都市計画決定に向けて作業をすすめていく」と明記。


  説明会       平成2(2014)221  6案を廃棄。ほぼ全面36ホールのパークゴルフ場について説明。


3、  市の虚偽の説明


    「説明会」(上記平成26221日)のことを「第4回検討委員会」とすり替え


・市の「説明会」開催の案内文書には、「(仮)戸崎東部公園基本計画図(第6案)の変更の説明会について(ご案内)」と課長名で出されている。


・説明会の議事録の中には、質問がたくさん出されています。しかし、参加者の合意あるいは、了承されたとの文言は、一言も出てきません。ところが、 


平成2710月議会、都市整備消防常任委員会での竹中・みどり公園課長


 「~平成25年には、戸崎東部地区農地整備組合による鴻巣市吹上パークゴルフ場を視察後、市に対してパークゴルフ施設36ホール設置要求が提出されました。これを受け、平成262月にこの要望を取り入れた最終案を作成し検討委員会において36ホール案が承認されました


・平成286月議会本会議で池田議員の質問に答えて内田都市整備部長は「~戸崎東部地区農地整備組合の方々が鴻巣パークゴルフを見学し、36ホールのパークゴルフに変更してほしい旨の強い要望がございました。これを受けて、平成26221日に開催されました第4回検討委員会において、ご了承いただいたものでございます。 


「第4回検討委員会」は開かれていない。市が後日、都合のいいように作り上げた。


都市整備消防常任委員会、本議会において、課長、部長から「第4回検討委員会において、地元との合意、了承が得られました」と報告を受ければ、経緯・詳細を知らない議員は、地元が賛成していればと、議決の際は賛成してきた。竹中課長、内田部長の言う第4回検討委員会は、すでに第3回検討委員会を解散しているのでありえない。説明会で会議を招集し、会議内容も、36ホールに変えた説明と出席者の質問だけであり、議事録の中に、合意・了承された文言は一言も出てこない。当局は、虚偽の説明を議会でしてきたことになる。これは、市民を欺いたことになると、昨年(平成28年)の6月、9月、12月、本年(平成29年)3月議会のたびに私は市当局を追及。また、議会としても市当局に対し、何らかのチェックをするよう求めてきました。しかし、市長、当局、議会とも無視を続けている。


②    正式な第3回検討委員会で合意し、検討委員会を解散までした第6案を変更してしまった。農地整備組合の数人の口頭のみによる強い要望であったと部長は答弁している。


  部課長ではできない大きな政治の力が働いたとみるべき。(別資料=平成296月議会 本会議「一般質問より抜粋」を参照)


    住民アンケートのかいざん


    市は、昨年7月末に戸崎住民に36ホールの説明会を開催。自治会と、まちづくり協議会は、連名で記述式の住民アンケートを8月に実施。94%の回収率。


     自治会と、まちづくり協議会は、集約し、36ホール賛成20人、反対・見直し47、ほか多数として、市に提出したが、市は、賛成28、反対見直し27、ほか多数とアンケートを改ざんした


    このアンケート問題は、市当局のアンケートの分類の恣意的な手法を6月議会(平成29年)で追求しました。


    アンケートでは、住民の多くが、子や孫と一緒に遊べ、スポーツもできる多目的の公園を望んでいます。


   議会、議員=市民を欺く行政のやりかた、行政のルールを無視したやり方、地元住民の意見を聞かない前島村市長の強引な市民不在の市政がはっきり見て取れます。


4、前島村市長の方針=あくまで全面36ホールのパークゴルフ場。


5、用地買収は、2氏が現・令和元年時点でも同意していない。(北側部分)。


6、日本共産党の主張


 パークゴルフ場18ホール整備は認めるが、残り北側18ホール分は、地元・市民要望の市民が憩える公園にする。(地元の方々との意見を参考にして判断)。


7、20171030日、前市長、前議長が同時逮捕


8201712月市長選挙で、畠山市長当選。


    畠山稔氏政策=北側18ホールは市民の意見を聞いて判断。当選後態度を確定。


    鈴木茂氏政策=  〃。


秋山かほる氏政策=  〃。    3者が同じ意見。理由は口頭にて。


9、平成3161日南側18ホール開設。 北部分は、地元とも協議の上、判断(市長)。


10、予算については別紙。


 
以上

ガラスブロック問題の真相


4/11追記 4月の補正予算に本件の応急対策工事費860万円を提案。市はリスクを言った手前、やらないと新政クラブから責められるため、4/16臨時会で可決されるはず。外観も内装も見てくれが悪くなります。本館利用者には何のメリットもありません。ボロ椅子をいつになったら買い替えるつもりでしょうか。

落下防止のために庇(ひさし)や受け止め網とか、室内側にも格子を付けるかもしれません。そして、何年後かの本格改修時には、これらは撤去され、またムダ金となります。市民の安全という美しい理由ですが、一貫しているのは上尾の行政能力の迷走と低下であり、そのしわ寄せは市民が受けます

●施工は 市内の株式会社本舘工業

島村市長時代のH26年(2014)に公共施設の耐震診断等をしたことがあり、当時、関係者から調査報告を聞いた人からの情報提供です

2014/11の調査結果では、本館は「耐震性の問題はない」。これは何度も伝えられていることですが、その注釈的に「ガラスブロックの転倒を防ぐ対策が必要」とあった。いつまでにやれと言う指定は無く、大規模改修計画の時にやれば良いという理解だった。
 
と言います。結局、島村計画(上平へ本館機能を移転)が完成したら、その後に現本館の改修をするつもりで、ガラスブロック対策もそこに含む「つもり」だったようです。そのときの建物は「複合施設」となり図書館機能は分館として子供室の200㎡レベルです。


島村計画は畠山市長の決定で消えましたが、今回急に「W計画」つまり本館改修計画とPAPA利用計画が出てきたのです。本館改修の内容とは、外壁補修、エレベーター交換、トイレのバリアフリー、エアコンや電源等設備類の更新、ガラスブロック撤去などです。


ガラスブロック問題は本館改修の中心でない ことは、こちらの記事にあるように「過去10年間の議事録に出てこない」だけでなく、2014/12~今日まで何もしていません。月末に急に写真のコーンを置きました。にも拘わらず、W計画の実現を急ぐあまり「安心安全」という言葉で過大に取り上げたように見えます。


 三月議会末に新政クラブと公明党の反対でW計画は廃案です。良かったと考えていますPAPA一時移転後に本館機能が戻る保証は不透明だからです。


今後はこの建物を使い倒すくらいのつもりで、40年前の図書館コンセプトから、次の40年を見据えた図書館像を練るべきです。ハード面だけでなく機能レイアウト面まで含めた本館改修計画が望まれます。工期を短くして休館迷惑を避ける方法を模索しながら。数年先かもしれませんから、それまでに100万円位かけて、座り心地の良い椅子に買い替えてもらいたい。蔵書よりも椅子。


上尾市はこの6年くらい図書館問題で混乱を極めました。多額のカネ(不要な土地や損害賠償や無駄な設計料や調査費その他人件費)と時間を浪費してきました。つまり現本館はただ年をとって老朽化したにすぎず、何のメリットもありません。

関係者は大いに恥じるべきです。

唯一の成果は、市民に主権者意識が少し芽生えたことです。

本館を守る会の例会のご案内

●4/13 土 午後一時半から三時頃まで

・市民活動センター会議室

・飲み物持参

 

●テーマ

・三月議会のあらまし

・本館の今後の在り方について

・市政全般の意見・情報交換

・その他

今回は久しぶりに議員を招待します。まずは 糟谷たまき議員が参加します。

その後は時機を見て、他会派の議員さんもお呼びします。

●出席希望の方は、ageoshi@gmail.com へ氏名、住所、連絡先等を書いてお申し込みください。

 

以上





2019/3/22金曜日 上尾市議会の閉会に、市長が挨拶をしました。
下記はその全文です。議会最終日は20水のはずでしたから原稿日付もそうなっています。
 
1ページ 2ページ 3ページ 4ページ 5ページ 6ページ 
 
内容は小林守利議長の二元代表制を無視した市政介入への明確な批判です。
それは島村市長と田中議長の支配体制から続くものであり、上尾市政に関心がある方は是非お読みください。
そして上平新図書館(複合施設)計画など、汚れた私利私欲が原動力であることを物語っています。上平新図書館を公益性を無視して要求していた人は恥を知るべきです。
 
なぜなら、畠山市長が昨年6月に見直し案を発表する以前に、小林新政クラブ団長は市長室に来て次のように語ったのです。
 

「新図書館複合施設については、業者からの契約を解除させるのが得策だ。」


「私から業者に話をつける。賠償金として、5億から6億円が必要だ」
 
殆どの市民は知っていたことですが、彼らは「知の拠点」とか「23万人に相応しい図書館」を作るべきだと言っていたのに、分が悪いと諦めて、カネを寄こせと言い出したのです。仮にそのような賠償額をせしめたら、その一部がバックされることは想像に難くありません。

「是非、上平に立派な図書館を創ることに理解してください」と言うお願いをするわけが無いことは、市民は分かっていることですが、畠山さんがまさかこんな風に世間に言う訳は無いと、慢心していたのでしょう。
 
彼らを支持してきた人は、本質を直視すべきです。
  
私物化政治家を支持して、ほんとうに上尾市のためになりますか。
 
密室で威嚇するような人達を支持して、子供に責任を持てますか。
 
畠山市長は、小林さんを批判しましたが、
 
良識ある市民は、そのような人達を選ぶ、同じ街の市民を残念に思います。
 


  










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