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南日本放送 より こちら

「図書館にある雑誌」の付録、どこへ…保管?ゴミ箱?こっそり誰かが? 全都道府県立図書館の対応 調べてみると

■付録で競争倍率48倍!大人気イベントとは

「クイズに正解した人に、ためておいた付録を詰め合わせてプレゼントしています」。


そう話すのは、鹿児島県の東側、大隅半島にある鹿屋市立図書館です。夏休みと冬休み期間中に、館内で出題されるクイズの答えと、希望のプレゼント番号を書いて応募すると、抽選で付録の詰め合わせが当たるイベントを行っています。




 
 
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4万冊 図書館併設の岐阜可児店

最近の良品計画は、こうした地域性の強い店舗計画を進めている。土着化戦略という。
「図書館」と民業で想い出すのは、ツタヤだが、ツタヤの場合はなにかと利益誘導的な姿勢が嫌われた。無印の場合は地域のコミュニティセンター化を目指している。もちろん商売だから、来店頻度を高めたり、ついで買いを期待する。

以下はYouTube解説より引用



岐阜県内で最大の無印良品店が11月23日にオープンします。
無印良品で初めて"あるモノ"が店内に併設されています。
 岐阜県可児市に23日にオープンする「無印良品ヨシヅヤ可児」で、21日内覧会が行われました。
 売り場面積は岐阜県最大の広さで、品揃えの多さも岐阜県で一番。
 同店の最大の特徴は、無印良品では初めて店内に図書館が併設されていることです。
「地域の中でどういう機能がここで暮らす人に必要なのかを考えて出店を計画した。図書館は課題もあるが、暮らしと図書館は非常に相関性があると感じた」(良品計画 岐阜事業部長 木村大輔さん)  無印良品を展開する「良品計画」から可児市に提案があり実現した「カニミライブ図書館」には、最大で約4万冊が置かれる予定です。
 
 そして、無印良品ならではの楽しみ方とは―― 「商品のそばに関連した本が並べてあるので、買い物をしながら本を手に取ってもらえる」(可児市立図書館 古山友生館長)
会話を楽しみながら利用も  キッチン用品の横には料理本を置くなど、関連する本を近くに配置することでより楽しく買い物ができるようになっています。

 また、通常の図書館は静かですが、ここでは会話を楽しみながら利用することもできます。 「図書館は調べごとなどで利用されると思うが、買い物ついでに気軽に本を手に取って 見てもらいたい」(古山館長)
 
コミュニティセンター機能も
 また、自分の健康状態に関心を持ってもらおうと、ストレス測定や野菜の摂取量を測定できる機械も設置されていて、誰でも自由に使うことができます。
「地域のコミュニティセンターとしての機能を担いたいと考えている。何か困りごとがあれば無印良品や図書館に来てもらいたいし、困りごとが無くても『あれあれ!』『あそこ!』 というのがこの店になればいいなと思う」(木村さん)
 



 
 この図書館のキモは、無印店にあるというよりも、会話自由だということだ。
これは大きい。図書館の在り方に一石を投げる。そもそも喫茶店で新聞読んだり、読書や勉強している人がいるが、周りがうるさい と怒鳴っている人を見たことは無い。
 
これからの図書館では会話フリーが標準で、会話禁止エリアが従属的になる。そんなスタイルがあっても不思議は無いだろう。

●なお月30万円の家賃で15年計画と言う。
本件は市長が飛びついて急にできたらしく、全体計画(本館老朽化など)との整合性や契約の在り方を巡って異論もあったが、オープンしている。時間のゆっくりな官とスピードが求められる民が一緒にやると面倒な話になる。


一年後の評判が気になる。


人口10万人。ようこそ可児市立図書館へ
 2022年、蔵書31万冊。蔵書回転率 1.4。三館体制。


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以下の内容は、随時、追加更新。

上尾市の図書館部門は、夏ごろから市民を交えて、本館の老朽化対策として、(新築)建替え、リニューアル、駅前賃貸入居などを検討しています。

全てに一長一短がありますが、三つの案は対等ではありません。

ある種の腹案というようなモノが常に存在します。それは制約条件の有無です。


●例えば、新しく建てる場合は、今より広くすることはできないこと。これには少し問題がありますが、内容が複雑なのでまたの機会に。また、市は財政負担も持ち出しますが、その具体的な制約はあいまいです。

一方で、現在の市民の中に図書館を新築したいという機運があるとも思えません。

参考 2022統計が語る「あまり本を読まない上尾」

●駅前賃貸案

駅近は人が集まりやすいため公共性が高く、大衆受けする案ですが、既存建物への入居なので制約も多いです。

まず貸し手の都合によるため、こちらからコントロールできません。
例えば、丸広やショーサンプラザはとても便利ですが、既に築40年くらいの建物ですから、あと20年もたてば、オーナー側の都合、取り壊すとか売却するから出て行ってくれとなり兼ねません。

入居費用もそんなに安くはないようです。将来の事は分かりませんが、退去する目に合ったら、出ていく先を心配しなくてはなりません。

賃貸床のネックには、床の耐荷重制限により、m2当たり開架数が減ることです。
また地価の高い場所ですから、本よりも人の滞在スペースを優先するはずです。書棚の高さもバリアフリーで低くなるはずですから(今は旧式書棚)、本館と同じ床面積なら、開架が3割は減るかも・・・。桶川の駅前館がそんな感じです。

また本館の地下書庫の本をどうするかも悩みです。どこか外部に置くと、頻繁な物流が発生します。
駅前図書館というのは十年くらい前に各地で話題になりましたが、コロナ禍を経て今はしぼんだ感じです。以前は渇望されていましたが、もう潮目が違うような気もします。
本館を解体して更地売却を期待しますが、二種住宅地で大型マンション用地ではないため、高額を期待できません。

なお、北上尾PAPAという案は昔潰れたわけですが、相変わらずその袋地区画は人気が無いために空床です。出入り一カ所で窓の無い空間です。人口分布からは望ましい立地とは言えません。隣はポーリング場になりました。

●リニューアル案

大型施設である文化センター、コミュニティセンターなどはリニューアルです。
図書館だけ新築というのは異論がでやすいかもしれません。
リニューアルしても、施設面ではあまり変わり映えしないのか、それとも少しは増床があるのか気になります。

鉄筋コンクリの耐用はメンテナンスさえ良ければ、60、80年と延ばせるらしいです。

改装工事による閉鎖期間でのサービスは、上尾市は分館のシェアが大きいので少し楽です。工事中にフルサービスを求める市民は少数派であり、それは欲張りと思います。

●下の会議に出ましたが、言い残したことがあるので備忘録的に書いておきます

上尾市図書館更新方針に関する座談会 事業報告

ローコストオペレーションの徹底。

別な表現だと、セルフサービスの徹底とか、受動的な利用者から能動的な利用者へということです。

具体的には、

1  受付が子供一階 一般二階にあるのを一つに統合する。多分これはどの形態に拘わらずやるでしょう。

2  次に(セルフ式)自動貸出機の増強は、必ず人も減らさないと意味がありません。機械導入してカウンター職員がそのままでは意味なし。人は必ず有人サービスへ流れ、機械の導入効果は得られません。

人減らしになりますが、その分書籍代等に回すという考えをとるべきです。今でも過剰です。

3  地下書庫の一部を一般開放し、自分で本を探させる。今は職員が地下へ探しに往復します。
 
4  防犯タグ化は効果との定量的評価次第です。
 ゲート本体の設置と一冊ずつへのタグ付けコストがかかります。その初期費用はかなり高いと思います。その見返りは何でしょう ?
 防犯タグを付けろと言う人でも、本の万引き損失は知らないハズ。そこを明確にしてからの費用対効果です。
   なお万引き(当局は不明本と呼ぶ)で狙われやすいのは特定の本なのでその辺りは特別棚に開架というやり方もあるようです。
 上で自動貸出機導入を書きましたが、 セルフ式だと貸出を済ませたフリができてしまい難しい所です。
  
5 建替えかリニューアルの場合は、裏の駐車場側からの入口を新設すると良いです。

6 スペースの固定化から時分割化へ。子供図書室は夕方から無人なので、他目的に使えるようにするなど、少ない面積を有効利用することです。

7 学習席については近年改善されてきましたが、リニューアルでも重要視します。また、期末テストや受験シーズン期は、東の文化センター(公民館)、西のコミセンにある会議室を一つずつ開放すべきです。

生徒らに通いやすく、公平になります。しかし、縦割り行政ではなかなかやろうとしません。困ったものです。

他があれば追記します。アイデアや要望あればコメントどうぞ。


図書館行政の成果報告あるいは白書とも言うべき存在なのが図書館要覧です

しかし、上尾市図書館のトップ画面の「お知らせ」で、最新版ができましたよー、と伝えることはしません。勝手に気づいてくださいです。

一方、効果の疑われる企画、『私たちは、良い事をしてますよ」という報告は積極的にやります。

---- 2022年度版の要約 ----

●蔵書数は一万点増えて60万台にのった。貸出数は点数では微減、貸出利用人数では微増。コロナ前(2018年)と比べて84千点、約93%の水準である。人数は95%の水準に留まる。


 貸出数においてコロナ前に届かないのは他市も似たようなもの。人口動態からすれば悲観的になります。
●世代別の増減をウォーターフォールグラフで見る


 コロナ前との差をみると、幼児は微増、そして70歳以上が+3万点と一人勝ち
小学生の落ち込みは、基礎学力にも影響するので深刻。学校図書でカバーできていれば問題ないが、落ち込み理由は気になります。
 生産年齢人口層は全滅。特に40代と60代が大幅減のまま回復しない。果たして、本を読まない世代が高齢化するとどうなるのでしょうか。暇ができると読むようになるのでしょうか・・・。
 従来のインターネットに加え、コロナ禍では動画配信サービスが増え、時間の争奪戦に厳しいものがあります。

●資料購入費は過去9年間で最高の37百万円。と言ってもコロナ前比200万円多いという微々たるもの。
●総予約数に占めるWeb比率81%で、ほぼ頭打ち。貸出数に占めるweb予約貸出は17%。
●本館、駅前、大石の主要三館のシェアは、貸出人数で78%、点数は76%と大きな変化はありません。

その他、もっと知りたい方は要覧をどうぞ。

 



祝。そして深謝。

上尾市図書館の本館の南側のテラス部分に、新たに二つのベンチが設置されました。

コロナ以前から、当会が提案していたものですが、ようやく実現しました。


三人掛けできる長いタイプです。また、間仕切りの無い普通のタイプなので開放的です。まぁここで寝そべる人は居ませんから良いでしょう。
 
これで、4つのベンチとなり、最大でも12人が座れることになります。近年、ここは夕方前とか休みの日に子供達が集まってゲームしたり賑やかな所です。
 
室内ではなく、ここで勉強している子もいます。友達とおしゃべりしながらできるからいいのでしょうね。
 
当局へは2~3脚の長ベンチを要求しただけです。あまり注文をするとかえって、取り上げてもらえないと危惧したためですが、本当は(冬期用として)夜間照明も欲しかったですが・・・。


●要求時にも分かっていたことですが、敢えて一つの不安を書いておきます。
 
 金属○○のリスクです。できたら、太めのチェーンで固定ベンチと数珠繋ぎにするとよいですが、当局はあまり気にしていないようです。
 予想以上に高価なものでした (^-^?)

  
 


ようするに本や新聞雑誌の有料コピーサービスの始まり。

以下、NHKニュースを要約



新型コロナの感染拡大をきっかけに導入が決まったものです。6月1日から全国の公共図書館や大学図書館などで、調査研究の目的として、蔵書の一部を電子データにして利用者にメールなどで送信するサービスです。


利用者は一定額を負担し、著者や出版社へ補償金として分配される仕組みで、文化庁は、29日、その金額を認可しました。

1ページの負担額は、価格がわかる図書についてはページ単価の10倍で、新聞や雑誌などは最初の1ページが500円でそれ以降は100円、海外の出版物や価格が不明なものは100円と決まりました。
ただし、最低額とする500円に満たない場合は、500円が負担額となります。

今後、運用開始に向け、図書館や著作物の権利者などが具体的なガイドラインを作成することになっています。
-------------------------
ページ単価の例が書いてないけど、1000円で200ページの本なら、5円なので、50円となるのかな?それとも下限500円適用かな?
新聞なら買った方がマシでは!
遠方の地方紙だって新聞社から買うことはできますよね、昔、『地方紙を買う女』っていましたから。





もし、新年度(23年)の予算に入ったら、本会からの提案の実現となります。

下記は2022年8月に、市長と教育長へ提出した要望書です。
最近は、結構、子供達が放課後に利用するんですよね。中だとお喋りできないから、外でワイワイやりながら勉強やゲームするみたいですよ。
 
その時間帯だと大人が使わないから、うまくタイムシェアになってますね。



畠山 稔 上尾市長殿


西倉 剛 上尾市教育委員会教育長殿



図書館本館のコロナ対策としての屋外ベンチ増設等のお願い
 
1.コロナ禍の図書館利用に適したベンチ増設
 
現状、南側(寺院面)に二台のベンチがありますが、更に2~3 つほどの増設を
お願いします。
この場所は、コロナ前から外で談笑や休憩、本を読むなどに使われていますが、
ニ台では不足です。館内での会話が禁止ですから、南面にある屋外ベンチは子
供から大人まで幅広いニーズがあります。お弁当持参の人にも使われます。
しかし、長椅子でも一席分空けて過ごすコロナ禍の今となっては増々足りませ
ん。
既存品は金属製ですが、公園ベンチのような贅沢は言いません。腰を下ろせれ
ば良いのですから、背無しの廉価品やホームセンターで扱うアルミ縁台でも十
分なのです。是非、コロナ対策の面からもご検討ください。
 
2.館内レイアウトについて
 
今年から、一階奥の新聞コーナーを二階へ移して学習スペースを設けたことは、
高く評価致します。本館には学習専用室が無いのが欠点でしたから、このレイ
アウト改善はたいへん優れたアイデアです。
しかし、反動で一階の利用者密度が減り、二階が混むようになりました。移転
先の二階新聞コーナーは「ソファ席」のため読書の人にも好まれ、読書と新聞
閲覧の人達で不足する日もあります。
そして、一階入り口横のソファ席コーナーが閑散としてもったいない感じです。
利用者動線を踏まえて更なる改善を期待いたします。

以上
 
 
 
 
   

請負額の4%、約一億円の損失


前記事の続き

本館の上平移転計画を中止したことによる業者からの損害賠償請求の件は全て結審しています。
この間の全ての額を、鈴木茂議員が報告していますので、引用しました。
  鈴木 茂 新議会報告 NO,12 令和5年1月


賠償金は1億500万円ほど、負額24億円と比べると4.3%です。

内訳は様々です。請求しない楠山建設や千代本興行のように工事をしてしまった分の実費精算から、未着手なので殆ど争わない島村工業もいれば、未着手だけど様々な理由で裁判で争った会社もいます。

なお、鈴木議員は5つの指摘をします(末尾※に引用)。
少し違和感があるので書いておきます。
 
(2番で)中止の決断が遅れたとありますが、ここは微妙です。この間、議会は新政クラブと公明党が多数派でした。仮に三月議会に提示してもそれ以前に様々な意見を聴いていないのに中止とは何事だとして紛糾しただけかもしれません。
 
3番の指摘は、鈴木氏の疑う通りとしたら、畠山氏は応援者の意に沿わないことをしたわけです。同社の賠償金は請負の4%です。いくらスッキリしなくても、これは判決です。交渉ではありません。しいて言えば、怒った方が徹底的に争ったと見えます。

●一番不思議なのは、今回畠山市長が「 3 ヶ月20%の給料の減額を申し出た」ことです。

ベストでなくても、ベターなことをしたのに、なんで!
 畠山氏は前任者(W逮捕者)の『負の遺産』の精算をしただけでしょう。

自分の任期中に起きたブロック塀事件で給与減額したのは当然ですが、今回のは違うと思います。どうして申し出たのか理由が良く分かりません。





1 今回裁判によって市がアサヒ住建(代表取締役 箕輪登元市議会議員)に支払う額は約1,8 00万円です。そのうち遅延賠償金は約400万円です。全て市民の税金です。この図書館建 設は、建築工事の千代本興業が杭を打った程度の工事しか行われていない段階で一時凍結 となりました。今回のアサヒ住建も工事を全くしていない状況での支払いとなります。
2 畠山市長が就任した平成 29 年 12 月 17 日から契約解除を行う翌年7月9日まで約7か月 間の期間があったにも関わらず中止の決断ができなかった事が問題だと考えます。
3 この表から分かるように工事契約を結んだ会社は 7 社。賠償額にかなりの差がある事が分 かります。これは畠山市長の選挙応援と関係しているのではないかと疑われます。
4(仮称)新図書館複合施設建設計画は市民の意見を十分に踏まえずに進められたと思ってい ます。私は一貫して新図書館は、交通の便利な駅周辺でなければならない。上平の建設予定 地では交通事情が悪く新図書館建設地としては不適当と主張して参りました。決断が遅れ、 損害賠償を請求された事は問題だが建設を中止した決断は評価したいと思っています。
5 損害賠償の公金支出の責任を取って市長は 3 ヶ月20%の給料の減額を申し出ましたが、こ の額は適切かです。


前記事で伝えたアサヒ住建からの損賠賠償の高裁判決は双方が上告しなかったことにより確定した、と上尾市が伝えています。下記に引用。


賠償額は、遅延損害金を含めて約1,870万円
しかし、これ以外を含めて、結局、いくらの損失をもたらした案件なのか、行政が近々まとめないと困りますよね。
そして総括しないと、本当に、高い授業料になったと言えるのも、分かりません。

新図書館複合施設建設工事(空調換気設備工事)に関する裁判

令和4年11月17日に東京高等裁判所から言い渡された、控訴人をアサヒ住建株式会社、被控訴人を上尾市とする令和4年(ネ)第2846号 損害賠償請求控訴事件の判決については、両者上告せず、これが確定しました。
これに必要となる経費を計上した議案第94号 令和4年度上尾市一般会計補正予算(第12号)が、12月23日、令和4年上尾市議会12月定例会において全会一致で可決となったことを受け、市は、速やかに損害賠償金の支払いを実行しました。


1. 損害賠償金 18,692,549円(遅延損害金含む)
 
2. 支払完了日 令和4年12月27日(火曜日)


幾つかの、訴訟案件がありましたが、これが最後だったと思います。

2017年12月の市長選挙、翌年6月の畠山新市長による見直し決定、それを不満とした複数の建設・設備業者からの訴訟、控訴等、と長くかかりました。

市長や市議会を選挙で選んだのは上尾市民ですから、(バカな計画を企んだからだと)文句が有っても、事業撤退に伴う損失を市税で負担するのは当然というわけですよね。

 ここに至る5年間と元の埋没コストと撤退費用があれば、分館・図書館一つ位は建てられたでしょうね。

以下は11/18図書館サイトより引用。

--------------------

新図書館複合施設建設工事の工事請負契約を上尾市が解除したことにより生じた損害賠償金に関する裁判の現状は、次のとおりです。

新図書館複合施設建設工事(空調換気設備工事)に関する裁判

控訴人をアサヒ住建株式会社、被控訴人を上尾市とする損害賠償請求控訴事件について、令和4年11月17日(木曜日)、東京高等裁判所から、控訴を棄却する判決が以下のとおり言い渡されました。


​1.判決主文
 1 本件控訴を棄却する。
 2 控訴費用は控訴人の負担とする。


2.事件の概要
控訴人が被控訴人に対し、平成29年9月20日に成立した(仮)新図書館複合施設建設工事(空調換気設備工事)に係る工事請負契約を被控訴人が解除したことによって生じた損害賠償金として、6,970万1,252円及びこれに対する平成30年7月10日から支払済みまで年6%の割合による金員を支払えというもの。


3.第1審判決の内容
被告(上尾市)は、原告(アサヒ住建株式会社)に対し、1,474万484円及びこれに対する平成30年7月10日から支払済みまで年6%の割合による金員を支払えというもの。



どうやら、本館と瓦葺分館に自販機を設置したいらしい。市のサイトで業者の公募をしている。


 図書館本館他1館における自動販売機設置事業者の公募について

本館では、入口の所に置きたいらしい。ここなら一等地だ。

本館設置予定箇所 

●種類は、清涼飲料水なのだが、全商品蓋つきの商品(ペットボトル、ボトル缶、びん)に限定するとある。こぼして汚すリスクが少ないためだろう。 なぜか酒は扱わない。利用客層からみるとニーズがありそうだが ( ゚Д゚)
 
●落札の決め手は最低納入率のようだ。 売上額の25パーセント以上とある
一般にこのようなフルオペレーション方式では二~三割と言われている。そもそも他の市施設で実施済みだからその辺りの経験値が有るのだろう。
 

●価格競争はダメらしい
 『販売価格は  定価(標準小売価格)での販売とします。』とある。
今どきこんな考えなのだと呆れたが、そう言えば他の公共施設でも割高感のある自販機を置いている。今どき、コンビニですら自販機よりも安く売っている時代なのに・・・。
 
さて、応募する業者は出るのだろうか・・・。多分既存施設に納品しているベンダーなら、今回、配送ルートに一つ増えるだけなので簡単だから、応じるかもしれない。
  




 外部 自動販売機の売り上げは1日1000円未満


 この記事では単純平均で計算し、平均単価を120円とすると一日8本しか売れない。しかも365日稼働で計算だ。


 今回は、館内なので冷暖房の電気代は屋外より少ないが、それは市の負担。売上の25%以上を市に払うが、その値は非公開だろう。


 本館の周囲100mにはコンビニが無いから、有ると便利ではある。今は、玄関向いの道路面に自販機あり、そこで買っている人を見かける(そもそもは図書館利用者相手に置いたはずだ)。コーヒー缶を飲んで路上喫煙する人を見かける。子供はあまり見かけない。


 いずれにしてもほぼ独占していたのだから、今回でライバル出現となる。つまり、自由競争が行われることになる。
 
本館には市職員とパートさんたちが20数名はいるから、意外と職員が固定客になったりするかも。コンビニで買ってきても、ぬるくなってしまうから冷えたものや暖かいモノを直飲めるのはイイよね。

心配は、うるさい事。

ボトルが取り出し口に落ちてくる音が、静かなフロアーに響かないだろうか。

本来は、自販機は玄関外に置くべきと思う。その方が、外の通行人にも購買を促すし、そもそも毎月曜休みの施設だからね。良い企画でも、役所のセンスの無さが垣間見えるなとつくづく思う。

ようやく緩和されました。emoji 6/7より。マスク外して良い時アリマスよ。

追記 しかし、館内アナウンスはそれを伝えない(館内の小さい貼り紙のみ)。つまり、従来通り、常時マスク着用すべきみたいに誤認させる。

制限の緩和

1 長時間利用の制限の撤廃


  利用時間の制限が無くなります。  ←これは有名無実でしたね。


2 マスク着用の規制の一部緩和


  従来同様、基本的な感染防止対策として、原則、マスクの着用を推奨します。ただし、身体的距離(2メートル以上を目安)の確保ができ、会話をしない場合には、マスクを外すことができます


3 講座・イベントの再開


  感染予防対策を実施した上で、イベントを再開いたします。詳しくは各イベントページをご確認ください。


 -------------------
ソースはこちら。

ようするに原則、推奨ということは絶対的ではありません。


  
 

上尾市図書館 利用者アンケート

【調査期間: 令和4 年 5 月 1 日( 日 )から令和4 年 5 月 31 日( 火 )】


アンケートのサイトは こちらから
全29問と多いですが、Web上なので簡単です。当然スマホでも可能です。
このWeb方式は上尾市図書館としては、初の試みですが、業務の効率につながります。もちろん今頃こんなレベルというのも恥ずかしい気がしますが、日本社会全体がIT後進国ですから仕方ありません。
システムは県庁のモノのようです。

設問内容は過去に行った例と比べると良くなっていますが、利用頻度(冊数や回数)に関する問が無いのは欠点です。
また、選択肢の設定には問題があります。例えば、下例だと、「分からない」も必要です。





Q13 子供の本や雑誌の冊数について必須


Q13 子供の本や雑誌の冊数について








設問設計に5選択を多く使っていますが、「分からない」が無いと、逃げようが無いので、結果の信頼性が歪みます。
また記述部は文字数制限があるような無いような曖昧な感じでした。明確に50字以内とか書いた方が良いです。

 コロナ禍で利用者は大きく減っていますから、結果の内容よりも(Web方式ということもあり)応募人数が一番重要かもしれません。
 できたら、学習机にアンケート案内を貼る中高生には良いです。先の無い人よりも、未来の上尾市民の意見を優先すべきです。

 記入欄が無かったので書きませんでしたが、スポーツ新聞は不要だと思います。






埼玉県から「まん延防止等重点措置等」に基づく協力要請がでている。
各自治体の公共施設もそれに対応をするが、図書館利用では特に目新しいものはもうない。
それはそれで構わないのだが、行政として案内をする以上、それはいつまでなのかを明示すべきだ。わが、上尾市図書館にはマンボウが出ていますというものの、「期間」を書いていない。もう行政までもがコロナ慣れした感じがある。


翻って、隣の桶川市図書館ではちゃんと期限を書いている。


令和4年1月21日(金曜日)から令和4年2月13日(日曜日)


行政実務の能力差が出ているのだろうか?

それにしても、この時期、窓開けているから寒くて長居のできない図書館になってしまった。

果たしていつ治すだろうか・・・

館長がハクション (>_<)

前記事のコメントに、「上尾私立・かまちょ図書館」様より情報提供を頂き、開館日数のリストを公開します。
埼玉県図書館協会サイトの、 [令和3年度調査 統計データ(令和2年度数値)]にある
開館日数、来館者数、登録者数、貸出冊数(エクセル 103KB)(PDF 143KB)からの一部抜粋です。上尾市と周辺、特に埼玉南部都市の本館の値です。非掲載分は上記サイトへどうぞ。



  開館・臨時休館日数(日)  
番号図書館名開館特設窓口
設置等
コロナによる臨時休館来館者数
(人)
貸出冊数(冊)
5-2桶川中央296057302,150333,427
14-1鴻巣中央2931044171,661306,820
25-1戸田中央288933588,830185,093
8-1川口中央2801454542,033957,599
39-1和光市立2801240143,317296,149
1-1さいたま中央2701744580,093923,140
3-1朝霞269114898,263413,179
10-1北本中央2642649139,412173,935
9-1川越中央2461042131,367376,803
2-1上尾市2401848216,968464,267
13-1熊谷237245476,119280,294
6-1春日部中央2267949148,446393,115
27蓮田市193364881,570216,305
20白岡市165894093,350197,876
15-1越谷市立1628345134,485334,721
21草加市1361070173,452565,349
 
 以上
 


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