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はじめに。

既に小学生用は発表済み。これから、長期にわたって一般向けアンケート分析を少しずつ報告する予定です。 ※右カテゴリーの「分析」にあります。

その前に、とにもかくにも驚いたことは次の二点。
『少子高齢化がこんなに凄いとは』
例えば、幼稚園関係者なら少子化は体感済みでしょうが、高齢者の多さに直面することは少ないはず。老人福祉関係者なら高齢者の多さを体感しても、少子化は数字だけの理解でしょう。図書館はあらゆる階層に開かれた公共施設ですから、それが体感できたというわけです。

 そんなこと言わなくても、朝夕の幼稚園バスが絶滅危惧車になりつつ、デイサービスの送迎車がひっきりなし、いや、ヤマト便がもっとひっきりなし・・・というご時世です。
 
もう一つは、『非常に好意的であったこと』。回収率の高さ(日により75-85%)が一目瞭然ですが、記入内容からも伝わってきます。
 
●アンケートの概要
・日時 3月末から 土、火、日、木、金の5日間、時間帯を代えて行った。
・一般回答470人、回収率66%・・・統計的に十分のはず
・対象   本館利用者
・男女比率 女性49%,男51%(小学生含む)・・・芸術的なバランスで取れた
・アンケート用紙は他頁参照

●分析方法について
 設問構造は、利用者プロフィール、分館の在り方について、上平新館の問題、住民運動についての4構成ですから、その構成別に書く予定です。
 まずは単純集計をメインにします。その後はクロス集計へ。基本はピボット分析なのでドリルダウンもグラフも数クリックで作れますが、切りがありません。
 構成比率を出すときは原則的に有効回答数ベース(無回答が多い場合を除く)。またピボットグラフの場合はそのまま載せます(面倒なので)。
 まあ・・・「気長に」ご覧ください。
 本会会員に限りデータ差し上げも検討中、ただしExcelピポット使えてレポート提出義務付きかな?。。。emoji
 
●本連載と行政の仕事ぶりとの比較もできます。
 ときどき、教育委員会が作った、2014/11月の上尾市中央図書館基本構想のアンケートとその報告も対比的に紹介します。リンク先のp25からを参照。
 

ということで、今日は前置きで終わり。

 
では あまりにもひどいので、

一つ書きます。
 

 
(1)プロフィール集計

1.年齢比率
この円グラフには小学生の部も入れた。無回答(NA)6名を除く構成比率。
50代以上が57%と圧倒。ただし上尾市の人口比率でも50~84歳は4割強いる。
つまり高齢化すると図書館利用が増える。
29歳以下は20%と少ないが、人口比率は24%なので ほぼ相応。
・あくまでも来館人数統計であり、貸出利用人数の統計ではない(文末グラフ)。
・アンケートを拒否する層は男性(印象として50代)に多い。

2.年齢別の性別人数
これは一般用の実数。
 
●女は50代まで圧勝である(専門/大学を除く)。特に40代が多く、この世代が貸し出し統計を見ても最多利用世代である(文末グラフ)
 (ちなみに上尾市民の平均年齢は44歳、かつ最多人口世代)。
若い世代でも図書館は男子よりも女子のが多い。
●男は高齢化するほど図書館のヘビーユーザー化する。逆に女性が高齢化すると図書館から遠ざかる。その理由は男にはわからない…。
 まさか「会いたくない」なんて・・・\(◎o◎)/!
 
こうやって年齢セグメントで見れば一目稜線。図書館利用の在り方が昔とは違うという事です。その点が分からないで「知の発信拠点」という美文でしか説明できないのは、Factを見ない証拠です。
  

参考 貸出統計グラフ
  

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