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2016/6/14 児童含めた全数方式にした(左の円グラフ)。タイトルと解説も変更。

3.交通手段の調査



①全体(左)
設問の選択肢は、「主に徒歩、徒歩や自転車、自転車、・・・」にしました。つまり徒歩と自転車の中間まで広く設けて徒歩系は41%、自転車まで含めると76%です。


現本館の半径300m内(歩4分内)にマンション13棟があります(更に2件予定)。徒歩圏人口が過密地帯であるから当然です。 参考 3Dビューへ
アンケート配布の立ち話では「遠くなり、わざわざバス代払ってまで行く気はない」という声も何度か聞きました。周囲に何もないから「買い物ついでと言うわけにもいかない」と八つ当たり気味に言い放つ人もいます。


●右円は2013/12月に上尾市が行ったアンケート・・・基本構想p29 (2014/11)


「自転車バイク38%、車30%、徒歩27%・・・公共交通期間を利用している方は少数であり、自己所有の乗り物を利用している方が多数を占めることから、多くの駐車場・駐輪場の確保に努めねばならない」。


 「自己所有の乗り物」って何とも奇異な表現とともに役所らしい表面的な解説ですが、これは全館についての値です。本館の場合は下記。

  • 上尾市 徒歩のみ23%+自転車バイク43% = 66%、車31%
  • 今回  徒歩23%+徒歩や自転車18%+自転車35%= 76%   車とバイク22%

 凄く近い、かなり遠い人は常に徒歩や自転車ですが、現実はそんな単純ではないはず。ある条件下(距離、年齢、天気、用事次第)で徒歩だったり自転車だったりする人もいますから今回は「徒歩または自転車」という中間選択肢を設けたのです。市アンケートの画一的な選択肢の瑕疵を突いたつもりです。
 車利用比率は31%と22%で大差があり誤差の範囲を超えます。季節性や天気の違い?今回は3月末からの5日間、雨天無し。市調査は12月中旬の2週間。例えば天気が悪いと自転車は極端に減ります。
いずれにしても、66%~76%が徒歩か自転車ということです。つまり図書館の商圏は狭いということです。
なお、市は「自転車とバイク」を同一カテゴリーに集計していますが、外部動力源が有るものと無いものを一つに括るのは誤りを通り越して滑稽です。でも蛇足ながらそれに倣って書くと…


「利用者は自己の肉体動力により来る方が多数を占めることから、立地アクセス性はとても重要です」


②世代別の交通手段 




世代別の交通手段を参考に載せます。男女差は少ないので省略。なお車利用では男性22%、女性18%です。また60,70代以上は20%が車利用です。高齢ドライバーの皆さん気を付けましょう。。。

 ●上平新館に予想されること
 現本館は57台(17+40台)です。上平は初期は100台と大見え切りましたが、実際は84台です。しかも複合館二階の青少年センターは大人が会議で集まるため、今でも40台は消費します。それを引き当てると図書館用は44台、なんと-13台です
その時は少し離れた上平公園臨時駐車場を使えと市は言うでしょう。なお公園や公式戦などのイベント時(回数不明)は使えません。


 郊外施設のために平日は閑散、休日のみ人が来るショッピングセンターみたいになります。稼働効率にムラがある施設になることが初めから予想されます。また今以上に車が不可欠になるので、84台ではまるで足りないことも予想されます。
・子供が自転車で行くことによる交通事故リスクも気になります。
・車利用20%ですが高齢化で車を手放す人も出るため、現本館ほど高齢者利用が多くなることは絶対にありません。
 と、誰でもツッコめるのですが、動機が「本気で図書館を建てる」ことにあるわけではないので、政策的にボロが出るのは必然です。

つづく






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